2013年01月28日

でんぷんと犬

こんにちは\(^o^)/

朝は、積もってましたね、雪雪

良い感じのパウダースノーでした。

ゲレンデなら、サイコーだなあ(* ̄ρ ̄)”…

前回楽しそうだったので、寝てるなったんに『雪だぞお、外で遊ぶかあ』ってつぶやいたら、

『寒いからイヤ!』って・・・・

好き嫌いのはっきりした子で(;^_^A





さてさて、先日、英科学誌ネイチャー電子版に欧米研究チームが家畜のイエイヌは祖先の野生オオカミに比べて、でんぷんの消化吸収に関連する3遺伝子の働きが高まっていることが、遺伝子解析にて判明したと、発表したようです。

イヌの消化器系が人間の残飯を食べられるように適応したことを示す発見であり、人間との共存化の重要なきっかけの一つになった可能性があるということです( ..)φメモメモ。



ということは、でんぷんが消化しずらい子は、より先祖に近いのかな?



10年くらい前に、犬用ボーロとして市販されているものでも、犬が消化できず消化器に負担をかけている可能性があるという学会発表がありました。





実際、検便にて未消化でんぷん粒がたくさん出ている犬は、ボーロなどの小麦菓子を与えられていることがほとんどです。

なので、ネイチャーでの報告もあるように炭水化物に慣れるよう進化したけど、まだ進化の途中なのか、はたまた少し先祖がえりな消化の機能の子もいるのか?

先祖がえりだとしたら、この目の前にいる丸くてポわポわした、大人しいマルチーズは、実はオオカミさんなのかしら?と思うと、そのギャップに面白くなってしまうなあというお話です。(o ̄∇ ̄o)





文字ばかりではなんなので、数か月かけて息子と作ったプラモデルをご鑑賞ください<(_ _)>






プラモ.JPG
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posted by 東いわつき動物病院 at 19:31| 医療情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする